大変だった就職・転職活動を経て、いざ入社してみたら「ブラック企業」だった経験はありませんか?
働いてみないと、実際の状況はわからないものです。
- 極端な長時間労働
- 休日が少ない(思ったより取れない)
- 入った人がすぐに辞めてしまう
- 「頑張ればできる!」という謎の精神論
こんな会社は要注意です!
20代で転職6回してきたわたしが、こんな会社は危険!求人から簡単にわかるブラック企業の特徴についてご紹介します。
ブラック企業とは?
入りたくないブラック企業ですが、実は明確に「こういう会社がブラック企業」とは定義されていません。
厚生労働省では、一例として以下の3つが挙げられています。
- 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
- 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
- このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う
長時間労働、ノルマが重い、給料が低いなど言われてみたら納得の内容ですね。
求人からわかるブラック企業の特徴
ここからは、実際の転職経験から学んだ「求人でわかるブラック企業の特徴」をご紹介します。
- 残業ゼロを掲げる会社
- 「頑張ればできる!」などの精神論を掲げている
- 社員旅行がある会社
- 常に採用活動している
- 仕事内容が曖昧
- 家族経営の会社(特に少人数の会社)
それぞれ詳しく解説していきます!
①残業ゼロを掲げる会社
できるだけ残業はしたくないもの。中には堂々と「残業ゼロ!」と掲げる会社も存在します。
これが本当なら魅力的ですが、要注意。
実際に、残業ゼロと掲げる会社に入ったことがありますが、
- 残業ゼロを押すものの、個人の能力と判断されて残業せざるを得ない
- 入社当初は、ほとんどの人が帰ってしまうので不明点を聞けない
このようなデメリットもあるのでご注意を。
②「頑張ればできる!」などの精神論を掲げている
営業やノルマがある職種に多い精神論ってやつです。
「仕事ができないのは気合いが足りない」などと言ってくる上司、意外と多いですよね。
- 成長は君次第!
- 頑張ればいくらでも成長できるチャンスがある!
こんなことが書かれていたら、無理難題を突き付けてくる可能性大。
③社員旅行がある会社
ベンチャー企業や成長中の中小企業に多いイメージです。
強制されていなくても、行かないとは言えません。
社員旅行の特徴は、以下の通り。
- 休日に社員旅行が充てられる
- 役員や上司の社内接待が「旅行」という名前に変わっただけ
- 入社したばかりの場合、出し物の強制
恐ろしいことに毎年(下手すれば年2回)あるので、プライベート重視の人は特に気を付けましょう。
④常に採用活動している
最もブラック企業要素が確定しているのが、いつ見ても「採用活動している」ことです。
人出不足=すぐ人が辞めるので、常に採用活動をしています。
就職活動中は忙しくてなかなか気づけないポイントですが、おすすめの確認方法は以下です。
求人サイトで気になった会社の「求人通知」をONにしておくこと
例えば気になる○○会社という会社の通知をONにしておくと、再度求人サイトに掲載したときに登録したメールアドレスに通知がくるように設定できます。
⑤仕事内容が曖昧
たとえば、以下の職種名を聞いたときにどんな仕事をしているか想像できますか?
「ライフスタイルグローバルパートナー」
※あくまで仮名です。実際の職種とは関係ありません。
こういうよくわからない職種は危険です。
「営業」や「事務」ならどんな仕事かはっきりわかるので、入社してからもギャップはないはずです。
ですが、こういうあいまいな職種の場合、
- そもそもどんな仕事をするか未知数
- 面接で言われた仕事内容と、実際の仕事が異なる可能性も
このように、会社の良いように使われてしまう可能性があるということです。
このようなケースの場合、面接や入社前に仕事内容をチェックしておきましょう。
⑥家族経営の会社(特に少人数の会社)
家族経営の会社は多いですが、特に注意が必要なのは少人数の会社です。
わたしは、10人くらいの家族経営の会社に入社したことがあります。
本当にこの会社危険でした。
入社して3日くらいで祝日休みなくします!と言われました。即効で辞めましたよね。
家族経営の会社すべてがこうではないと思いますが、トップダウンの会社は社長の言うことが正解なので、注意してくださいね。
ホワイト企業に入りたいなら、求人を要チェック
求人で見分ける、ブラック企業の特徴についてお伝えしました。
求人探しの段階ではブラック企業を見分けるのは難しいですが、この段階で見分けられるとホワイト企業に一歩近づきます。
会社に選ばれるのではなく、自分でホワイト企業を勝ち取っていきましょう!