仕事をしていて、必ず一度は思うことの一つである、「あ、仕事辞めたい」。
私は20代にして、5回も思って実行しました。
5回はさすがにやりすぎですが、1度は思ったことのある方は多いのではないでしょうか?
例えば、
- 体調不良でも変わってくれる人がいない
- 上司のミスを自分のミスにされる
- 朝から残業が確定している日
このようなこと誰でも思ったことがあるのではないでしょうか?
今回は29歳で6回転職歴のある私が、退職~転職までの流れと、転職方法のベスト・最短方法をお伝えします。
仕事を辞めたらどうなる?
結論から言うと、「仕事を辞めたいけど、すぐに辞めないほうがいいのかな」と思っている方、ほぼ正解です。
当たり前ですが、仕事を辞めたら一番困るのは「お金がなく、生活ができないこと」です。
就職して1年以上経っている場合、退職から3ヶ月後には失業保険としてお金を受け取れますが、基本給の3分の2なので、思ったより少なくて生活が苦しい、なんてことも…
貯金がある程度あれば少し落ち着いて転職活動ができますが、思ったよりお金が減っていくだけなのは、ストレスと不安になります。
仕事を辞めるために必要な準備とは?
体にも心にもいいベストな退職~転職の場合(3ヶ月~半年)
まず、私が思う、ベストな退職~転職の流れについてお伝えします。
①今の仕事を続けながら、転職先を見つける(1~3ヶ月)
②退職する1ヶ月前までに、退職することを伝える(~1ヶ月)
③仕事の引継ぎをする(1ヶ月)
④新しい転職先で働き開始
この方法で転職をすると、金銭的にも精神的にも、今後の人間関係にもベストです。
この方法で退職する場合、転職活動がスムーズにいったとしても3ヶ月~半年くらいは必要になります。
なるべくはやい退職~転職を目指す場合(~1ヶ月)
とはいえ、「退職したい!」と思ってから3ヶ月~半年待てない方もいると思います。
私も、思い立ったら即行動な人間なので、こちらのケースもありました。
そんな場合でも最低限の準備は必要なので、後々になって後悔する前に確認してみてください。
- 貯金が生活資金の3ヶ月分は最低ある?
- そもそも、本当に退職する必要がある?
この2つはよく考えてみてください。
貯金が生活資金の3ヶ月分は最低必要
転職先が見つかっていない場合、退職後は一時的にでも収入がなくなります。
当たり前のことですが、私が経験して思ったのは、最低限3ヶ月分は準備しておいたほうが安心です。
例えば、月20万円生活資金でかかっている場合は、20万円×3ヶ月=60万円くらいは準備しておきましょう。
なぜ3ヶ月分かというと、自己都合での退職の場合、失業保険が3ヶ月以降もらえるためです。
条件としては以下となります。
<失業手当が受け取れる雇用保険の条件>
離職の日以前の2年間で、雇用保険の被保険者期間(※)が通算して12カ月以上あること
※ 被保険者期間は、雇用保険の被保険者であった期間のうち、賃金支払基礎日数が11日以上ある月を1カ月として算出します
金額としては、
基本手当日額 = 賃金日額(退職前6カ月の賃金合計÷180) × 給付率(50~80%)
となります。
もし、月の生活資金よりも下回る場合、消費を抑えるもしくはその分を貯金しておくと安心です。
そもそも、本当に退職する必要がある?
「退職したい」と思っている場合、実は見逃しがちな本当に退職の必要があるか?ということです。
いやいや、今すぐ退職したいんだよ!と思いますよね。
例えば、
- 上司がめちゃくちゃ嫌いで、顔も見たくない
- 営業の仕事をしているけど、ノルマに追われて仕事がいやになってしまった
のような理由の場合、わざわざ転職の必要がないかもしれません。
私の場合、
- 嫌いじゃない上司に、「なぜこの上司がいやなのか」を伝えて、直属の上司を変えてもらった
- 人事に、営業の仕事に対してしんどくなったことを伝えて、営業→マーケティングに変えてもらった
経験があるからです。
あくまで運がよかったからもあると思いますので、一例ではありますが、
転職するよりもはるかにハードルも低く、一度検討してみてほしいです。
まとめ
今回は、私の6回も転職した方法についてお伝えしました。
転職は決して悪いことではありませんが、それなりに準備はしておいたほうが後悔がありません。
「仕事を辞めたい!」と思ったときには、ぜひ参考にしてみてください。