20代にして6回も転職した、うにです。
少し前までは、「1つの企業で長く働くこと」が良いとされてました。
今でも転職したくても、よくないことだと思っている人もいるのかなと思います。
たしかに、転職は良いことだけではありません!
失敗もたくさんあります。
そもそも6回も転職しているのも、転職に失敗したからです。
転職6回もしている中で、以下のような職種で働いた経験があります。
- 保険の営業経験
- Webマーケティング
- 飛び込み営業
- インサイドセールス
- 営業事務
- 一般事務
- Webデザイナー
たくさん転職してきましたが、後悔はないです。
その分、同じ20代よりも転職への経験値も、人との接し方も学べたからです。
この記事は、転職に悩むかたに少しでも参考になればうれしいです。
転職6回するまでの転職人生
わたしの転職人生を振り返って、新卒入社からお伝えします。
- 業種:金融(保険代理店)
- 職種:営業→webマーケティング(法人営業も経験)
- 業種:IT
- 職種:営業
- 業種:金融(保険代理店)
- 職種:営業事務、経営企画
- 業種:介護
- 職種:一般事務
- 業種:IT系
- 職種:一般事務
- 業種:金融(保険代理店)
- 職種:一般事務
- 業種:IT系
- 職種:webディレクター、Webデザイナー
※7社目入社前に職業訓練経験アリ。
詳しくお伝えしていきます。
1社目:大学~新卒入社(保険営業~webマーケティング)
新卒では、金融系の営業職として入社しました。
- 業種:金融系の保険代理店
- 職種:営業
もともと業界・職種も絞らず、選んだ理由は
「面白そう」+「人事がいいひと」+「ベンチャー企業」
ということだけ決めて就活していました。
いわゆる就職氷河期からまだ抜け出せていない時で、100社受けても内定もらえていない人もたくさんいました。
いま考えると、よく内定もらえていたな。。と思います。笑
他にもいくつか企業は受けてましたが、あえて大手企業にしなかったのは「面白くなさそうだから」。
大手企業とベンチャー企業の違いは以下のようなイメージ。
- 大手企業:仕事を細分化しているため、若手で対応できる仕事量がある程度は決まっている
- ベンチャー企業:人出不足の部分も多く、1人にかかる負担は大きい代わりに、成長できる幅が大きい
わたしは負担が大きくなっても成長の幅が大きい仕事がしたかったので、ベンチャー企業一択でした。
ちなみに仕事内容は以下のような感じでした。
- 年200世帯のお客さまに営業活動
- Webマーケティングも経験(飛び込み営業経験も)
新卒で入社した会社は、3年半くらい働かせていただきました。
時にはセミナー講師をするなど多くの経験ができました。
個人的に新卒ブランドで大手企業狙うなら、その会社に骨を埋める覚悟で。
特別な理由がなければ、ベンチャー企業のほうが成長できます。
退職するときも引き留めてくれたり、とても思い入れのある会社です。
ちなみに新卒で入社したもののすぐ辞めたほうがいい会社については、以下の記事でピックアップしていますので、合わせてどうぞ。
2社目:IT系(営業)
2社目は、CMでも流れてるIT系の営業をしてました。
- 業種:IT
- 職種:営業
どんだけ営業が好きだったんだというわけでもなく、
- 単純に早く転職したかった
- 同じ職種ならすぐに転職できると思ったから
という理由だけで営業職で探して見つけたのがココ。
あんまり詳しくいうと素性バレそうなので簡潔にお伝えしますが、この会社を選んだポイントは以下のとおりです。
勤務時間がフルフレックスで、営業といっても内勤営業なのでスーツの必要ナシ(なんならサンダルOK)、土日祝休み
そう、自由にあこがれたんです。
ただこの会社に入ったときはタイミング悪かったです。ちょうどCM放送を始めるなど、転換期だったからです。
- ボーナスカット(会社の成長のためにお金を使うことに)
- 人の入れ替わりが激しく、同職種の方の退職や体調不良が相次ぐ
コロナになる前に退職しましたが、今ではフルリモートらしいのでそこはうらやましいですけど笑
ちなみに、2社目に入社するときに転職エージェントを使ってみた体験談は以下からどうぞ。
3社目:保険代理店(営業事務)
3社目は、1社目と同じ保険代理店の営業事務に。
そろそろ将来も考えて、
- 家から電車で30分以内(乗り換えなし)
- 営業は神経すり減るので、ノルマがない仕事にしよう
という理由で転職活動して見つけた3社目。
結論をいうと、本当にここ失敗でした。
もともと1社目で保険代理店(同業種)の営業経験あったけど、営業はしたくないので営業事務にしたのですが。。
- 入社して2ヶ月でなぜか電話営業をさせられる
- なぜかセミナー講師もやってほしいと言われる
ちなみに面接時はこんな感じ。
約束を守ってくれなったのですぐに退職すると決意。
約束を守ってくれない会社は、1回だけじゃなく何回も約束破りますのでご注意を。
なんなら、入社した後に同職種のひとに「「営業」が入ってくるって聞いてたよ?」って言われましたけど。
ちなみに内定通知書はちゃんと「営業事務」でした。
辞めたいのに辞めさせてくれないときは、退職代行サービスなんてものもあります。
心が病気になると損するのは自分なので、無理しないようにしましょ。
4社目:介護(一般事務)
4社目は無理せず働こうと、一般事務で自宅から近いところに。
- 業種:介護
- 職種:一般事務
さすがに1年で2社変えたので疲れてきましたね。笑
3社目までは、東京のオフィス街とかで働いていたんですが、自宅から近くてゆるく働きたいと思って4社目に。
そろそろ結婚を考え始めた時期でもありました。
結論から言うと、
- 働く環境はオフィス街じゃないと、距離感近すぎて働きにくい
- 飲みにケーションアリ(昔ながらの風習が残ってる)
こんな会社だったので1週間でドロンしました。
多少の飲みにケーションは良くても、びっくりしたことがあって。
新入社員だから、お酒を注ぐとかよりいろんな人と話しておいで~と言われたので話していたら、
男性社員(50歳くらい)に「若手がお酒注ぐもんだろ?」と言われる。
ああ。これはもうだめだと思いましたね。
5社目:IT系(一般事務)
この会社には派遣として勤務しました。
4社目まではずっと正社員で働いてきましたが、仕事に疲れ果てて派遣なら仕事の負担が少なそうという考えのもと転職。
派遣でも仕事の量と質って変わらないんですよね。
- 残業は普通にアリ
- 派遣会社との契約上難しいけど、できれば営業やってほしいと言われる
- 会社ごとに違うと思いますが、私の場合担当している人は一人だけで引継ぎ内容を誰も把握していないというオチ
派遣だからいいと思っているのか、ちょっと信じられない感じでした。
6社目:保険代理店(一般事務)
6社目は経験がある保険代理店の事務に落ち着くことに。
経験職種でもあったので、仕事内容のギャップもなくスムーズに進んでいきました。
しかし、ここで人間関係の板挟みに合うことに。
事務員さん5人 VS 事務員さん4人の戦いに巻き込まれ、なぜか間に入ってしまいました。
あと上司も役に立たなくて、自分にとって都合のいい片方の肩を持っていて、埒あかないと思い退職することに。
この会社は1ヶ月くらいで退職しました。
~プチ休憩+職業訓練(webデザイナー)
この時期にちょうど結婚することになり、ちょっとお休みしていました。
そんなとき、1社目で少し携わったwebマーケティングが楽しかったことを思い出しました。
人ってちゃんと休むと頭の中が整理されて、正常な思考ができるようになるもんだと。
転職活動って焦りますが、根詰めすぎてもうまくいきません。
以下の記事では、転職活動に疲れたときに取ってほしい行動をまとめています。
そのため、職業訓練でwebデザインを学んでみることにしました。
webデザイナーになるためには、デザインセンスも必要ですが、
- HTML/CSS
- Java Script
- サーバー周り
などの知識も必要となります。
職業訓練を通して、以下のことは一通りできるようになりました。
- 簡単なwebサイト
- バナー制作
- illustrator/Photoshopの操作
この経験を活かして、web周りの仕事に就きたいと思うように。
7社目:IT系(webディレクター、Webデザイナー)
7社目では、職業訓練を経てwebディレクターとWebデザイナーを兼務することになりました。
仕事の内容としては、以下のような仕事を担当していました。
- サイト制作の進行管理
- バナー制作
- サーバー周りの更新作業
10人以下のとても小さい会社だったので、社長とうまくいくかどうかが続けていけるか?のポイントでした。
が、本当に合わなかった。
わたしは怒られたことないのですが、特定の社員に対しての集中砲火がひどい。本当にひどかった。
- ミスしたわけでもないのに、「もっとこうしてほしかった」をほかの社員がいる前で言う
- ここでは言えないような汚い言葉で罵る(柔らかくいうと、君は役に立たないよ)
こんなことをweb会議で10分くらい延々と聞くのに耐えられなくなりました。
というわけで、最後の会社の退職も決まりました。笑
ブログとwebライターでフリーランスで行くことに
そして今に至ります。
ここまできてやっと、企業で働くことが合っていないことに気づきました。
仕事のときには、
- 間違っていたら上司でも間違っていると言ってしまう
- 困っている人がいると自分の仕事を差し置いても手伝ってしまう
- 同じことをずっとただ言われるがままにやっていると飽きてしまう
こんな感じになってしまうんです。
そしてキャパオーバーになるけど、なんとなくこなせているように見えるらしく。
自分の責任で自分の裁量で仕事できたらと、頭の片隅で考えていたんです。
もうここまで来たからやるしかない!と決めてブログをスタートしました。
そしてブログが成長するには時間がかかるので、webライター業も並行することに。
webライター未経験からココナラに登録して、10日で初めての依頼をしてみた体験談は以下からお読みいただけます。
20代で転職6回してみて思ったこと
転職6回って一般的にも多いほうです。
もちろん、人よりもたくさん失敗をしてきたので苦労しました。
けど転職回数が多いことに対して、後悔したことはありません。
なぜなら、人よりも濃い経験と人生を歩んでこれたからです。
だからこそ、本当に自分に合っている文章を書くこと、一人で責任をもって仕事をするという今の自分に出会えました。
だからといって、転職しろ!とはいいません。
転職しなくても幸せな人は多いですし、1社目でいい職場に出会えることに越したことはありません。
ただ、しんどい気持ちで今の会社しかない!と思いながら働いている人には、
「人生そんな簡単に終わらないし、転職してみたら新しい人生が歩めるかもしれません」と伝えたいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。