転職後、妊活タイミングはいつからがベスト?最短はいつから?

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20代~30代の女性の中では、今後のキャリアを考える中、一度は仕事と結婚・お子さんのタイミングについて悩む方も多いのではないでしょうか?

とはいえ転職して6ヶ月、年齢も30歳間近。
まわりも出産した友人がおり、はやく子どもを考えたい!

転職後の妊活について考えているあなたに、この記事では、

  • 子どもを産むことで、もらえるお金(産休・育休)について
  • 転職してから最短でいつから妊活したら、育休・産休はとれるのか?

についてお伝えします。

目次

産休・育休とは?

産休・育休とは、出産や子育てのための国が定める、休業制度のことです。

それぞれ詳しく解説します。

産休とは?

産休は、出産の準備期間(産前休業)と産後に回復する期間(産後休業)を合わせた休暇のことです。
具体的には、出産予定日の6週間前から出産後8週間の期間です。

産前休業:任意で取得できる(出産予定日の6週間前から開始日を自由に決められる)

産後休業出産後8週間
※産後6週間経過した時点で医師が認めた場合は、職場復帰を早めることが可能です。

育休とは?

育児休業(育休)は産後休業が終わった翌日から子どもが1歳の誕生日を迎えるまでの、希望する期間を休むことができる制度をいいます。

育児休業産後休業が終わった翌日から、子どもが1歳の誕生日を迎えるまでの期間
※男女とも取得できる。男性の場合は配偶者の出産日から、子どもが1歳になるまでが育休期間。

また保育園に預けられないなど、職場復帰が難しい場合、最大で2年まで延長することができます。

【妊活には必見】産休・育休でもらえるお金とは?

出産をする際、受け取れる給付金は、以下の3つです。

  • 出産育児一時金
  • 出産手当
  • 育児休業給付金

それぞれ詳しく解説します。

出産育児一時金

出産育児一時金は、健康保険に加入している方が対象で、出産にかかる費用の一部が支給されるものです。

条件健康保険に加入(旦那さんの健康保険の扶養になっている場合もOK)
金額子ども1人につき42万円
※多胎児(双子)の場合、人数分支給(例:84万円)
※産科医療補償制度に加入していない医療機関などで出産した場合or在胎週数22週未満の分娩の場合、40万4,000円
申請①勤務先の担当に申請し、申請書をもらう。
②申請書に必要事項を記入し、社会保険事務所に提出する。
※別途、必要書類が必要
厚生労働省「出産育児一時金の支給額・支払方法について」

出産手当金

出産手当金は、出産のために勤務先を休む場合に支給されるものです。

条件勤務先の健康保険に加入+産休中に給与の支払いがないこと
出産育児一時金とは異なり、旦那さんの扶養&健康保険では受け取れません
期間出産日の42日前(双子以上の妊娠の場合は98日前)~出産日の翌日以降56日目までの会社を休んだ期間
金額支給開始日以前から12か月間の標準報酬月額の平均額÷30日×3分の2
※標準報酬月額とは、基本給や残業手当など、労務の対象として受けるすべてのものを報酬といいます。
申請・お勤めの場合:勤務先or健康保険組合
・国民健康保険の場合:お住まいの市区町村の役所
・直接支払制度を利用する場合:出産された医療機関

育児休業給付金

育休は、3つのなかでも条件が厳しくなっています。

条件同じ会社で1年以上働いている
※1年以上に含まれる条件
・育児休業開始前の2年間で、月毎で11日以上就業しているのが、合わせて12ヶ月以上ある
・育児休業期間中、休業開始前の「1月あたりのお給料の8割以上」が支払われていない
・育児休業期間中、就業している日数が各月で10日以下
期間・子どもが1歳になるまで、希望する期間(延長も可能)
金額・育休開始から180日間は月給の67%、それ以降は50%
※それぞれ上限額と下限額アリ。
申請勤務先:育休開始予定日の1カ月前まで

育児休業給付金を受けるタイミングは、出産から4か月後の時点(育休取得から約2か月程度)で支給されます。

転職後、最短での妊活タイミングはいつからがベスト?

すべての産休・育休でのお金を受け取るためには、1年経過してからが最もベスト(安全)です。

とはいえ、妊活してすぐ妊娠できるわけではないので難しいところです。
最短でいつから育休がとれるのでしょうか?

最短で育休までとるためには?

もっとも受給が厳しいのは、「育児休業給付金」です。

育児休業給付金の条件同じ会社で1年以上働いていること
※判断されるタイミング:「育児休業申出の際」
※申出は、育児休業開始日(希望日)の1ヶ月前までにする必要がある(産休中も雇用期間に含まれる)

つまり、育休を申請する1ヶ月前までに1年経っていれば取れそう。。!

まとめると、以下となります。

最短で転職後の妊活スタートのタイミング

転職3ヶ月後以降であれば、育休とれる可能性あり


注意点

  • 取得条件は会社によっても異なります。
    ※入社後すぐに育休を取得できる場合もあれば、入社後1年経たないと取得できないと就業規則で定めている場合があります。
  • 非正規雇用(派遣、契約社員)の場合、お子さんが1歳を迎えた後も雇用が見込まれている必要があります

転職活動後の妊活、最短は3ヶ月以降

今回は、転職後の妊活のタイミングともらえるお金についてお伝えしました。

最短では、転職して3ヶ月後から可能。
※ただし、企業によって規定がある可能性もあるので、相談してみましょう。


ベストなタイミングを考えつつ、転職も妊活もうまくいくことを願っています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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