『名探偵コナン 14番目の標的』は、劇場版第2作目として1998年に公開されました。
本作では、毛利小五郎の関係者が次々と襲われる連続殺人事件が発生します。
そして、物語のクライマックスで「14番目の標的」となったのは、なんと毛利蘭でした。
なぜ14人なのか?なぜ蘭が最後のターゲットになったのか?
そして、新一(コナン)はなぜ蘭を撃たなければならなかったのか?
映画の重要な要素であるトランプのモチーフとともに、詳しく解説していきます。
なぜターゲットは14人だったのか?
『14番目の標的』ではタイトル通り、14人が標的となる連続殺人事件が起こります。
ではなぜ14人がターゲットになったのでしょうか。
気づいたんだが、コナンの「14番目の標的」、なぜ14なんだ?新一は1だから最初から数に入ってるはずだが
— dyvx (@dyvx16) September 26, 2023
標的に選ばれた人物の決め方
本作では、犯人がターゲットに選んだ人物には名前のどこかに「トランプの数字」があることが条件になっています。
劇中では小五郎を含めた関係者が順番に狙われ、次第にその法則が明らかになっていきます。
トランプの数字 | 標的のイニシャル | 対象者 |
---|---|---|
A(1) | 新一「1」 | 工藤新一 |
2 | 仁科「仁のなかにある二」 | 仁科隆史 |
3 | 任三郎「3」 | 白鳥任三郎 |
4 | フォード「フォー=4」 | ピーター・フォード |
5 | 小五郎「5」 | 毛利小五郎 |
6 | 宍戸「宍のなかにある六」 | 宍戸永明 |
7 | 奈々「ななという読み=7」 | 小山内奈々 |
8 | 公平「公のなかにある八」 | 沢木公平 |
9 | 旭「旭のなかにある九」 | 旭勝義 |
10 | 辻「辻のなかにある十」 | 辻弘樹 |
11 | 博士「士を分解した10と1をたした数」 | 阿笠博士 |
12 | 妃「妃が英語でクイーン=12」 | 妃英理 |
13 | 十三「13」 | 目暮十三 |
14 | 人質となりコナンが銃で狙う | 毛利蘭 |
条件に当てはまった人は小五郎に縁がある人を中心に、犯人の沢木公平が恨んでいる人物からも選ばれました。
- 名前でそのまま数字をもつ人
- 漢字の中に数字が含まれる人
- 読みが数字になる人
- 英語読みをすると数字になる人
14という数字の意味は?蘭が狙われた理由は?
14番目に込められた意味は「村上丈=ジョーカー」を含めた、ターゲットになった人物を合わせた数字です。
ターゲットになった人物は名前に数字が入る13人+村上丈=ジョーカーを足すと14人になります。
そのため、この法則で考えると「1である新一(コナン)」が14番目ということに。
小五郎と同じく愛する人をターゲットとして14番目の標的は、「愛する人のこと」を指すのではないかと考えます。
なぜ新一(コナン)は蘭を撃ったのか?
コナンが蘭を撃った理由は、小五郎が妃絵里を守ったのと同じ、蘭を守るためでした。
本作の終盤に犯人はついに毛利蘭を標的として銃を向けますが、その瞬間コナン(新一)が取った行動は蘭を「撃つ」というものでした。
犯人は小五郎への復讐もかねて「小五郎の大切な娘=蘭」の命を奪うことを目的としていました。
人質として妃絵里を撃つ理由がわからなかったコナンも、小五郎と同じ状況になり始めて小五郎の気持ちが分かります。
事件の背景とトランプの意味
3-1. 事件の動機
犯人はなぜ毛利小五郎の関係者を次々と狙ったのでしょうか?
小五郎がかつて刑事だったころある事件で犯人の「村上丈」を逮捕します。
しかし、取り調べ中に犯人は逃走し、小五郎に会いに来ていた妃絵里を人質にとります。
沢木公平はもともと小五郎と知り合いだったことから、警察を辞めた理由「村上丈」のことを知っていました。
そのため、小五郎の関係者を狙えば小五郎に恨みをもつ「村上丈」の犯行だとミスリードしたかったのです。
まとめ:14番目の標的の理由
- 映画『14番目の標的』では、小五郎の関係者がターゲットに。
- 14人の標的は、トランプの数字と名前に対応していた。
- クライマックスでコナンは蘭を守るため、あえて彼女を撃った=14番目の標的
つまり、14番目の標的はコナンにとっては蘭、小五郎にとっては妃絵里、最愛の人という意味が込められているのではないかと思います。
本作はミステリーとしての面白さだけでなく、トランプを使った巧妙な演出が施された作品です。
もしまだ見ていない方は、ぜひ映画を観てその仕掛けを確かめてみてください!



